ジャルマ島。ハンセン病と闘って。
この写真の左側あたりになるだろうか、
見えないけど、
ジャルマ島がある。
屋我地大橋たもとには、
ジャルマ島のことを書いた、石碑「のがれんが島」がある。
ジャルマ島は悲しい歴史を持つ島。
沖縄本島でハンセン病のために迫害を受けた患者ら16人が、
のがれて、半年間この島に渡り、
苦難の生活をしていたという。
やがて、一行は安住の地を求めて、
屋我地島北部に入植し、
国立療養所『愛楽園』の基礎となる建物をたてていったという。
ハンセン病という病気の知識がないため、
感染して皮膚などがみだれた患者の様相から、
ひどい偏見が生まれ、
悲しい歴史をつくったのだ。
実は僕は、「のがれんが島」の石碑や、
愛楽園をみただけではピンとこなかった。
瀬戸の島に、療養所のある2つのに訪れることによって、
初めて、理解した。
香川県 大島
http://shimanoneko.com/shima04/oh00/index.htm
岡山県 長島
http://shimanoneko.com/shima04/naga00/index.htm
ライ予防法に関する法律も撤廃され、
現在、療養所にいる患者は
ほとんど治癒した人であり、
歴史も、病気も忘れさられがちだけども、
ハンセン病に対する正しい知識をもつことと、
悲しい歴史があったことを
決して忘れてはいけないと思う。
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