クジラの生態:フルークアップダイブ&フルークダウンダイブ。

NAYAM

2008年02月08日 18:02

フルークアップダイブ&フルークダウンダイブ!


フルークアップダイブ&フルークダウンダイブとは、
クジラが潜水するときに、尾びれを見せること。
クジラの生態で、ブローと並んで、一番よくみれる行動パターン。
潜水するときに、腹側の尾びれの模様を見せて潜るパターンを『フルークアップダイブ』(写真)といい、
腹側の尾びれの模様を見せないで潜るパターンを『フルークダウンダイブ』という。
どちらも難しい名前だけど、個人的には”尾びれ”って呼べばいいと思う。
よくみれるので、見ても喜ばない人もいるかもしれないけど、
日本近海で見れるそのほかの種類、ニタリクジラやイワシクジラなどは、
尾びれを見せてくれないので、個人的には喜んでみていたい行動パターン。


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【慶良間のザトウクジラ】
ザトウクジラはクジラの中でも長距離移動するクジラ。
夏場はアラスカ付近で採餌し、
冬になるとハワイや小笠原、
座間味付近まで南下して繁殖行動をする。
沖縄 慶良間諸島では
12月から4月にかけて、
ザトウクジラを見ることができる。
ベストシーズンは2月中旬~3月上旬。
クジラの数は毎年、150頭ぐらいとも言われる。
ザトウクジラは大きなクジラで、
体調12~15m程。
パフォーマンスも盛んなクジラで、
ブリーチング(ジャンプ)も
たくさん見せてくれる。

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